2010年2月20日土曜日

「ゼミナール経営学入門」日本経済新聞社 書評(7)

複数回の研修コースで、大学時代に経営学部でなかった経営者や幹部の方に入門的に読んでもらう本。

かく言う私が、法政大学の経営学部博士課程に学んだときに、最初に読まされた本である。私自身、最初の大学での専攻は国文学だったし、それ以降の経営学の本格的な勉強というと、いきなり英語の原書によるマーケティングの分野からのものという変則的なものだった。

本書は、伊丹敬之と、加護野忠男という経営学の2大スター教授の共著。改訂を重ねて、いまだ入門書としてのスタンダードの扱い。ただ、600ページと厚過ぎて課題図書に指定するには、一月の読了期間を与えてあげないと現役の方には負担が大きい。

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