2011年7月14日木曜日

星野リゾート社長に大躍進の軌跡を聞く(1)



恒例の(第114回!)「全国経営者大会」(日本経営開発協会)が3日間に渡り帝国ホテルで開かれ、例により何百人もの経営者の方が参集して20にも登るプログラムで勉強していた。私も、2日目に個別の経営相談会を受けるように依頼され、参上した。時間の合間に、一コマだけ星野リゾートグループのオーナー社長、星野桂路氏の講演を聴く。

星野氏はコーネル大学院を卒業し、軽井沢の星野温泉に着任し、やがて2代目オーナー社長に就任する。新社長として星野温泉のてこ入れに成功し、その後日本全国のリゾート施設の運営受託を手がけ、現在では22宿泊施設(ホテルおよび旅館)と3つのスキー場を経営するに至っているという。それらの観光施設の規模や価格体系、地域などは皆バラバラだそうだ。

リゾートなどにおけるそれらの観光施設における近年の傾向の一つは、「所有と経営の分離」ということで、星野リゾートグループは、「資本家からの委託を受けて、フィー・ベースと成功報酬インセンティブで経営のみを請け負う」というビジネスモデルで急成長してきたそうだ。

その成功の秘密について氏が語ったことについては次回に書く。

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