2011年8月4日木曜日

小岩広宣氏のブログで「勝ち抜く経営者になりたいという方には、必携の書」と




三重県鈴鹿市で社会保険労務士として活躍なさっている小岩広宣氏がブログで書評してくれた(本日のタイトルからリンク)。一部を抜粋。

「5人の講師のお話しはどれも素晴らしいのですが、特に私が感銘を受けたトピックを2つ。
まずは、新将命さんの「権威と人望で人を動かす」。
リーダーとマネージャーには、決定的な違いがある。
マネージャーは「権力」で人を動かし、リーダーは「権威」で人を動かす。
だから、マネージャーは部長、課長といった地位(権力)によって、下位の人間に命令することができる。
でも、リーダーは人望(権威)がなければ、社長という肩書だけで人を動かすことはできない
2代目、3代目の後継社長にとっては、ある意味耳の痛い話でもありますね。
この人望には、スキルとマインドの両輪が必要だと新さんは指摘されます。
日本の歴史における、権力と権威の分離にも似た構図かもしれません。

そして、井上さんの「プロフェッショナルリーダーの条件」。
リーダーを目指すなら、「不満の向き」が重要。
人間は絶対に不満を持つ生き物だが、不満には二種類の方向がある。それは積極的な不満と、消極的な不満。
「例の件だが、こうすればもっとうまくいくと思うけど、どうなっているんだろう・・・」というのは、積極的な不満。
「うちの上司は、何をいっても聞き入れてくれない。あれこれいっても、仕方がないよ・・・」というのは、消極的な不満。
井上さんは、ヘッドハンターとして面談するとき、常に「不満の向き」に注目しているそうです。
不満を口にするとき、いつも代替案をプラスできる人は、将来成功する可能性が高い人
社長のヘッドハンター・井上さんならではの鋭い切り口だと思います。


危機を乗り越え、勝ち続けるための鉄則を学びたい方向けの一冊。
ぜひ、参考にしていただきたいです

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