2011年9月26日月曜日

「直球勝負の会社」出口治明 書評94




ダイヤモンド社、2009年刊。著者の出口さんからご恵贈頂き、拝読。大変感心した。
出口さんが還暦を超えて創業なさった本邦初のネット生命保険会社。初期資本として130億円(!)以上集められた、と。
お人柄そのままに力の入らないかのような奮闘ぶりに感心する。創業するに当たって、三つの原理原則を決められ、それを忠実に守り、実現した。その「原理主義経営」の徹底は、たとえばヤマト運輸で宅急便を創始した小倉昌夫や、鈴木雅文、あるいは柳井正と大いに通じるところがある(「小倉昌夫経営学」書評には、本日のタイトルからリンクを張った)。定年までほぼ勤め上げたサラリーマンが偉大なアントレプレナーに変身する様の叙述には興趣が尽きない。経営実践本として大いに薦められる。

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