2011年11月3日木曜日

「経営者の器」 連載(10)



◆親族承継なら後継者指名は早い時期に

従業員から後継経営者を選ぶ場合は、ぎりぎりまで競争させて能力開発に励ませたり、業績を累積させるのがいい。
会社の中に子供や親族が複数いる場合は、早い時期に後継者を指名しておくことである。子供や親族に最後まで後継争いなどさせれば、それぞれに期待し援護する派閥抗争が起きたり、破れた方に強い挫折感やこだわりが残ってしまう。例えば子供達が30代になる頃には、それぞれの才覚は見抜くことができるだろう。事業家やリーダーとしての資質は、それ以降に変えることは難しいからだ。もちろん、弟や妹を後継者にしても構わない。優れた経営者になると思える人を選ぼう。
そして、残りの子供や親族にもその旨を伝え、選ばれた後継者を一致して支持・補佐していくことを説いておかなければならない。株式などもその後継者に集中するような方策を取るべきだ。子供による経営承継は、「家督相続型」とするのがベストだ。

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