2011年11月8日火曜日

「経営者の器」 連載(12)



<図>ユニクロとしまむらの売上推移
(1990~2004年度)
図が上手くコピペできない。この期間、すなわち藤原秀治郎氏がしまむら社長在任期間中は、両社の成長(年商)はほぼ同様であり、しまむらも決してユニクロに引けを取っていない。

(以下引用)
◆創業家は君臨すれども統治せず

藤原自身は創業一族ではない。しかし、経営承継については「納得性と継続性」が担保されなければ、ステーク・ホルダー達の支持を得られなかっただろうと述べた。
「創業家は家督を守り続けなければならない。そのためには、経営権については最適者への引き渡しを選択するしかないのです」
つまり、しまむらの最適な新経営者は藤原という番頭社員だったわけだ。では、先代社長はどうすればよいのかについては、こう語っている。
「会社にとっての全体最適が基本ですから、(先代社長が)隠居できるかということが重要だったわけです」

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