2011年12月18日日曜日

「1分間を10万円にする時間力」松本幸夫 書評109

青志社、2010年刊。

著者とは縁がある。箱田忠昭さんはインサイトラーニング社を設立し、セミナ-・研修業界の大御所的な講師先生となったが、松本氏は箱田忠昭氏の一番弟子みたいなお立場。私もここ3年ほど、同社から特別講師という肩書きをもらって出講させて貰うことがある。私の場合は、箱田さんと30年来の友人関係(私の方が弟分)。

著者の松本さんは「鬼才」という表現が当たる方で、これまでに150冊以上ものビジネス書を上梓している。恐ろしく多作であるばかりか、全て手書きで神速ともいうべき速書き。1冊書き上げるの1-2週間、最短で2日という、人力を越えた能力を発揮している。しかも、書くに当たって原則として資料を当たることなく、「頭から涌いてくるより速く、書く手が動く」という書き方だという。

そんな著者が著した「時間力」の本。読む前から説得力がある。

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