2012年4月5日木曜日

【実践!戦略立案技術】「経営戦略を“実際に”立てる」(3)


◆シナリオ・ライティングで戦略を形作る

経営戦略の立案とは、「頭の中にある経営に対する思索」を認識し、明示することから始まります。つまり、戦略は言語で立てる。日本人なら、日本語で立てるわけです。経営に対しての思いをはっきりさせる「言語プロセス」がその発動となるわけです。そして、資本家や部下などに説明できる「言語パッケージ」に仕上げることで「経営戦略」としての体を成します。

経営者の頭の中にはあるけれどまだ整理されていない思索の体系を、言語化してはっきり示す過程を「シナリオ・ライティング」としてとらえることができます。経営戦略の叙述をシナリオを書くように展開することで、各社独自の経営戦略を形作ることができます。

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