2012年5月16日水曜日

「ザッポス伝説」 トニー・シェイ 書評137(2)

CEOトニー・シェイによる教宣書
本書の構成は大きく三つに分けられる。

まず、初めはexザッポス創業時代の、著者の生い立ちであり、ビジネス歴だ。企業家にふさわしいユニークな経歴(親が移民、子供の頃からのビジネス実践、ハーバード卒、最初の会社を24才で売却、億万長者になど)。

第2弾は、初期投資したザッポスが順調に立ち上がらず、経営者として全面参画し、キャッシュ・フローのために全財産を投入するなどのめり込んでいく。何度も倒産の危機や修羅場に遭遇し、それを乗り越えてザッポスもトニーも成長していく。ここのところが一番おもしろい。企業小説かと思うくらいスリリングだ。

第3部が、トニーが辿り着いたザッポスでの経営哲学と、その徹底的な実践だ。いわく、「幸せを運ぶ会社に」という。実は、この部分では私は例によって大分懐疑的だ。

(この項 続く)

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