2012年5月11日金曜日

村上龍 「カンブリア宮殿」で戦略を語る

村上 龍
富士フイルムホールデング社長の古森重隆社長が「カンブリア宮殿」(テレビ東京系)に出演(5月10日)。今年は、写真フィルム業界で長く世界の巨人だったコダックが倒産したこともあり、同社の大躍進というか変身が一層注目されている。コダックの倒産については私も「イノベーションのジレンマの呪い」というタイトルでブログに解説した。
http://yamadaosamu.blogspot.jp/2012/01/blog-post_5866.html

昨晩の「カンブリア宮殿」で私の印象に残ったのは、しかし村上龍の最後のまとめだった。
「企業の変化、変革を作り出すために必要なのは新しい資源ではない。資源・技術・人材の再編であり、それらの最適配置である。
それを実現するには、考え抜く以外の方途はない」

これは、経営戦略の本質を見事に表しているではないか。さすが文学者にして当番組のホストを務めているだけのことはある。

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