2012年7月30日月曜日

『超実践的経営戦略メソッド』(拙著)に厳しいコメントが  書評145(4)

当時のキッチンハウス社のCEO経営者は、
「問題は価格帯だったわけで、相手先のキッチンにどんなに新奇な技術要素があったとしても、そこに降りていくことは当社にとって自殺行為だと思ったわけです」

としています。山田修という方です。写真は同社の製品の1例で、一般家庭用のキッチンです。この展示例だと大体400万円くらいの価格と成ります。

前項(7月29日ブログ)で要約した三つ星レビューで「b)革新的技術の不存在により、破壊的イノベーション理論の事例に不適」とされたことは、実はそれが満たされたとしても当社における戦略的判断には変わりは無かった、ということです。

(この項、本当にあと1回で終わります)

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