2012年11月7日水曜日

パナソニック津賀一宏社長 大赤字 経営責任も (2)

業績悪化について発表した記者会見で、厳しい表情を見せるパナソニックの津賀一宏社長=31日午後、東京・東新橋
10月31日の発表ではパナソニック津賀一宏社長は、
「創業100周年となる2018年までには新しい企業目標を見つけ出したい」
と語ったとされる。

この記事を見て私は失笑してしまった。年次中に下方修正という形でこんな大赤字を出した経営者が、どうして後6年もその任にとどまっていられると思うのだろうか。いやしくも公開会社である。

6年後に「目標の発見」?私が教えている経営戦略立案では、3年というのが経営戦略の「実践時間枠」である。6年も掛けて戦略目標を設定するようでは、その6年間の間にどんな優良会社も失速、市場退場せざるを得ない。そうならないためには、津賀社長に退陣して貰うしかないはずだ。パナソニックは、社長人事に失敗したようだ。

津賀一宏社長の再生戦略は「家まるごと」だ(2012/2/29の拙ブログ)
http://yamadaosamu.blogspot.jp/2012/02/blog-post_29.html

(この項 終わり)

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