2012年11月3日土曜日

パナソニック津賀一宏社長 業績下方修正 「普通の会社でない」 (1)

業績悪化について発表した記者会見で、厳しい表情を見せるパナソニックの津賀一宏社長=31日午後、東京・東新橋
パナソニック津賀一宏社長が、10月31日、今期の業績の下方修正を発表した。昨年に続き、7千億円を超す赤字となるという。この2年間だけで、その前の20年間の利益を帳消しとした。

津賀社長が就任した2月に、私は下記のブログで「再生戦略は『家まるごと』だ」、とした。
http://yamadaosamu.blogspot.jp/2012/02/blog-post_29.html

あれから1年も経たないうちに、31日の発表で同社長は「当社はデジタル家電の負け組だ」とうめいた。そして、「普通の会社ではない」。

すべての会社は「普通」ではない。すべてそれぞれ特徴がある。この2つのコメントから、津賀社長はもう相当追い詰められていると私には読める。大会社のCEO,大リーダーが意欲があるうちには「うちは負け組だ」なんて言えるはずがない。早期の辞任か、最悪の場合自殺なんてことも有り得る、メンタル状況ではないか。

(この項 続く)

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