2012年12月3日月曜日

破壊的技術とコダック倒産 「本当に使える戦略・使えない戦略」徹底講義(17)



フジックスDS-505A(89万円)
ニコンとの共同開発
家電メーカーの参入で市場形成
「カシオQV-10」を追って、デジタル・カメラに参入したメーカーとしては、セガ・エンタープライゼズ、リコー、NEC,ソニー、セイコー・エプソン、松下電器、三洋、シャープ、日立、東芝などがありました。

セガ・エンタープライゼズが3万円を切る最安値機種を発表して、他のメーカーは4万円から8万円当たりまでスペックにより価格ポジショニングをしました。

この時期、コダックが日本で追随発表したデジタル・カメラは「DC40」(1995年)で、114,800円の小売価格でした。また富士フィルムは翌1996年に、プロ用の「DS-500」 シリーズを80万円超の価格で売り出しています。

(この項 続く)

 

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