2014年1月12日日曜日

『なぜ新しい戦略はいつも行き詰まるのか?』清水勝彦 書評191(1)

東洋経済新報社、2007年刊。
著者はテキサス大学サンアントニオ校准教授。

得体の知れない本だ。著者はビジネス・スクールの教授で巻末の参考文献を見ても一通りの先行文献を並べている。出版社との組み合わせから考えても、経営学の学術書と思って紐解いたのだが、その要素を完全に欠いている。

というのは、証明が論証が無いのだ。それらがなければ、そこら辺の企業を急伸張させた起業家社長のエッセーと変わらない、というか体験実話でもないので一層説得性に欠ける。

清水教授の主張というと、、

(この項 続く)
VW950万台過去最高