2014年1月13日月曜日

『なぜ新しい戦略はいつも行き詰まるのか?』清水勝彦 書評191(2)

清水教授の提言の骨格は、次のようなモノだ。

1.戦略はやってみなければ分からない。

2.だから企業は戦略アイデアを輩出する個人多数を養成奨励し、「アイデア・ポートフォリオ」を有することとする。

3.それらのアイデアの有用性は個々に「実験」して確かめて選んだものを「実践」すればいい。

まあ、「いかにも」に聞こえなくもないが、私に言わせれば「絵に描いた餅」である。そのことを数回に渡って指摘する。

(この項 続く)