2014年7月13日日曜日

『経営戦略全史』 書評203(2) 戦略セオリーvs、マーケティング・セオリー

マイケル・ポーター
それでクラスでマイケル・ポーターの所の記述を報告して貰った。

気になったのが、『経営戦略全史』で
「マイケル・ポーターはハーバード・ビジネス・スクールに進んでクリステンセン教授の教えを受けた」
あるいは
「恩師であるクリステンセン教授が」
などの表現が少なくとも3ヶ所有ることだ。

HBSで「クリステンセン教授」というと、クレイトン・クリステンセン(破壊的技術、イノベーション)しか私は知らない。彼だとしたら、彼はポーターより5才若いし、HBSの教授に就任したのも後となる。もっとも退任したのも早く数年前のことで、一方ポーターはいまだHBSの看板教授の一人として教壇に立っている。

ポーターの競争戦略論は陰りを見せていて、クラスで私は、、、

(この項 続く)