2015年2月16日月曜日

職の半分がコンピュータに奪われる?事務職、サービス業…中間所得層激減で貧富二極化(1)

ハウステンボスが今年7月に開業する、その名も「変なホテル」には、チェックイン時の接客ロボット(3台)、コーヒーなどを運ぶサービスロボット(1~2台)、清掃ロボット(数台)などが配備されるという。写真がそのロボット。.

これによりホテルで最も経費がかかる人件費を従来の3分の1以下に抑えられるという。これは企業から見れば大胆なコスト削減戦略だが、従業員側から見ると、ロボット、つまりITシステムにサービス業の雇用が奪われる先例となる動きとして注目したい。

 映画『ターミネーター』(ワーナー・ブラザーズ)で描かれたように、コンピュータは人間の能力を超えるのか、そして敵対するまでになるのか?

1997年に、チェスの世界チャンピオンのガルリ・カスパロフとIBM製コンピュータ「ディープブルー」が対戦しし、ディープブルーが2勝1敗3引き分けで世界チャンピオンを破ってしまっている。将棋の場合は、取った持ち駒を使うことができるという一段の複雑さがあるので、コンピュータが人間を破ることは至難のことだと考えられていた。ところが2014年、プロ棋士5名がコンピュータと戦う「電王戦」で、人間が1勝4敗でコンピュータに敗れてしまった。

 人間の思考能力を脳の演算能力として考えると、、

(この項 続く)

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