2016年1月3日日曜日

地獄の歯科業界、大余剰で年収2百万も…激増の「整体」」「もみほぐし」、大チェーン出現(2)

厚労省「賃金構造基本統計調査」によると、14年の歯科医の平均年収は734万円であるが、若年歯科医の大幅な供給により、4分の1の歯科医は年収200万円に満たないとみられている。国家資格取得に至るまでの高額な教育費を勘案すると、「歯科医ワーキング・プア」とまで揶揄される事態が現出している。

 このような状況から、今後、街の歯科の数は、「今日ひとつ開院すると、明日は別のところが閉院する」ほどに、現在をもって飽和状態で推移していくのではないか。

 つまるところ競争原理が働き始めるのは間違いなく、もう昔のように“おいしい”職業ではなくなってしまったのだ。

リラクゼーションは成長産業?


 さて、街中で目につくようになった3つ目の看板は、「もみほぐし」や「整体」などの看板だ。これらの呼称を掲げる店舗は、「リラクゼーション」と総称されている。

(この項 続く)

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