2017年8月7日月曜日

Uber、革命的な食の宅配サービスが急拡大(6)

地方行政を巻き込んでの展開



――Uberのメインのサービス・プロダクツであるuberX(ウーバー・エックス)は、日本では始まっていません。
高橋 自家用車を活用した配車サービスは、地方の行政と組んだかたちで始まっています。16年から北海道中頓別(なかとんべつ)町と京都府丹後町で、行政やNPOにUberの技術を活用していただいています。公共交通の少ない地域で、お年寄りなどご自身で運転ができない人たちの足としてご利用いただいています。

――それは社会的にも有意義であり、市場参入の突破口になるかもしれませんね。
高橋 現在、数十の地方自治体から引き合いやご相談を受けています。

――Uberが世界で展開している規模感を考えると、日本ではまだまだ可能性がありますね。
高橋 私が日本に赴任した14年、当社には社長の私を含めて3名だけしかいませんでした。

――それが今では数十名に増えました。
高橋 UberEATSも順次拡大しているなか、組織も拡大しています。

※次回は、Uberのその他のサービス・プロダクツ、そして今後の日本での展開について高橋社長に聞く。

(この項 終わり)

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