2017年9月14日木曜日

『経営戦略を問い直す』(三品和弘、ちくま新書)(2)

いくつかのご著書を通じて教授が主張されたことは、
「企業の繁栄、発展は売り上げではなく利益にある」
ということだ。上場していて業績が公開されている多数の会社、そして同じ業界で経年的な業績比較をしている。

そして、明らかにしたことは、
「利益率が高率に推移していることと、経営者の在任期間は相関関係にある」
ということだ。戦略経営者が10年以上在籍している会社なら、高率の営業利益率、営業利益額をたたきだせる可能性がある、とデータを駆使して示している。

(この項 続く)

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